ソロキャンプ・バイクキャンプでやめたこと・やめたもの2024年版です。これまで試してやめたもの、これからやめるかもしれないものやことを振り返っています。
私はキャンプを始めてちょうど3年目になったのですが、これまで
・キャンプにまつわる事は全部やってみよう
・気になるキャンプギヤは全部買って試してみよう
精神で、キャンプをやってきました。
今では考えられないですが、バイクキャンプを始めたばかりの頃は、アイアンメッシュテーブルをバイクで運ぶ荒技もやってました。あの頃はなんだったのか。。。
キャンプ3年目に突入して、私のキャンプスタイルもだいぶ無理&無駄が削ぎ落とされてきたように思います。
ソロキャンプ・バイクキャンプで何をやめて何を続けているのか、一度整理してみようと思います(写真は青梅釜の淵公園で初めて焚き火をやった時の写真です)。
2024年までの3年間のキャンプでやめたこと・やめたもの
TC素材のタープ
キャンプといえば、タープを張るもので、しかも難燃性のTC素材を選ぶと焚き火でも使える、とネットで情報を見つけ、soomloomのタープを買ってみました。
TC素材のタープはソロキャンプには重すぎて、大きすぎました。
多摩川の河川敷で試し張りしたものの、ちょうどイベントをやっていたお兄さんに助けてもらい、強風の中なんとかタープを立てることができましたが、100均のハンマーが一発で壊れました。
その後、ソロキャンプなら無骨だろう、と、DDタープ系のタープにトライし、ビークフライなど張り方をや色々チャレンジしました。
DDタープ系のタープは、ガイロープとポールの接続がうまくいかず、ピンと綺麗に張るには時間がかかります。
あと、この手のタープは、地面にタープがついてしまう張り方をやることがあり、毎回汚れてしまうので、結局やめました。
今は、モンベルのミニタープにテントを組み合わせる形に落ち着いています。
スノーピークの重いハンマー
テントを建てるということは、鍛造ペグと頑丈なハンマーでガンガン打ち込むものだ。
と誰が言ったか、それがスタンダードなテントの建て方だと思っていました。
ですが、テント設営を何度も繰り返していくうちに、そんなことはないと悟りました。
当時は(今もかもしれません)、自動車キャンプ、ファミリーキャンプの情報と、ソロキャンプ、バイクキャンプ、自転車キャンプ、徒歩キャンプの情報が混在していまして、
よくわからない私は、ソロキャンプには重いスノーピークのハンマーを使っていました。
地面が硬いからといって、岩を砕くほどの力を入れる必要はありません。
硬い場所を避けて打ち込んだり、無理矢理ペグを打ち込まなくても、その辺の岩にガイロープを結んで代用したりと、工夫すればOK。
ハンマーはその後も紆余曲折あり、今は軽いUJACKのピークスハンマーを使っています。
パップテント
ソロキャンプなら無骨なパップテントだろう。
と誰が言ったか知りませんが、2021〜2022年頃はパップテントが流行っていて、今も一定の人気があります。
私はタープを設営する手間を省くために、パップテントなるものがあることを知り、FUTUREFOXのパップテントを購入しました。
「これで本格的なソロキャンプが始まった!」と当時はうれしく思ってました。
ですが、パップテントの設営はめんどくさい。
最初に2本ポールを立て、その後フライをかけて周りにペグを大量に打ちつけていくスタイルが大変。
最初はテントとタープがセットなので、一石二鳥!と思っていたのですが、テントとタープは、分けた方が何かと応用がききます。
当時、パップテントを使っているのが珍しかったせいか、BBQをやってるお兄さんに話しかけられたり、真っ暗闇の愛川橋で設営していた頃が懐かしく、いい思い出です。
今はBUNDOKのソロティピーTCに二股ポールが冬場のメインテントです。
このテント、4隅を打ち込み、二股ポールを立てれば、設営はほぼ完了なので、楽。
冬は寒いのでソロティピー。夏はデカトロンのケシュアでワンタッチテント。徒歩はニーモの登山テントで2025年は過ごすつもりです。
バトニング。フェザースティック作り。ナイフ持ち歩き
バトニングやフェザースティック作りはキャンプの醍醐味でしょ?と思われてますが、私はやめました。
キャンプ場で売られている薪はある程度切れているので、ぶっちゃけバトニングしなくても燃やせます。
また、滝沢園でキャンプをした時、モーラナイフで指を切ったことがトラウマになり、薪割りやバトニングはやってません。
小さいモーラナイフエルドリスでもバトニングはできますが。
キャンプを始めたばかりの頃は、ハスクバーナの斧を買うべきだ、とか、鉈がいいだのとか、ネットの情報は色々ありますが、斧要らないです。
ハピキャンなどキャンプ系テレビ番組でも毎回バトニングはやってますが、やらなくてよし。
海老鉈もやめました。
火のつき具合が違うかもしれませんが、文化たきつけがあれば大体なんとかなる。
ただ、落ちてる枝の長さをカットするのに、強力なノコギリは必要だと思います。
アルコールストーブ
アルスト。やる前からロマン枠だとは分かっていましたが。
道具を揃えて色々試してみたのですが、ぶっちゃけめんどくさい。
最初、100均のアルストで試した後、
本格的にトランギアのアルストを導入。
4点支持のごとくを導入したり
トロ火をうまく作るためにイムコのシリンダーを試したりしました。
私の場合、アルストは主に炊飯用でしたが、燃料アルコールの運用と火力調整、風防がマストなのが大変!
ミュニークの軽量ULごとくを使ったものの、テーブルも何度か燃やしたり。
アルコールストーブ。冬場にはいいのかもしれませんが、私は結局ガスに戻りました。
OD缶
キャンプを始める前は、キャンプといえばOD(アウトドアの略)缶でした。
色々試し、登山にはSOTOのアミカス、キャンプにはST-330 Fusionで落ち着いていましたが
結局私はコスパがいいCB(カセットボンベ)缶で統一しました。
これが登場したのが決定打になりました。
CB TOUGH 125(ST-711)
CB TOUGH 125はマイナス5度の冬山でも使える、小型のCB缶。
冬場のキャンプは、少々高いですが、ユニフレームのプレミアムガス。
SOTOのアミカスは手放しました。
インディアンハンガー
キャンパーなら一度は憧れるだろう、インディアンハンガー。
これに、キャンプギヤを吊るして並べるとキャンパーらしく見えるか!?と使ってました。
今ではダイソーででも安くゲットできるアイテムですが、数年前まではお値段お高めの本家しかありませんでした。
お座敷スタイルでうまく使いこなせるように、長い足を一本取ってみたりしましたが、
毎回キャンプ道具を吊るすのがめんどくさいし、そもそも誰もみていないので、やめました。
今はワットノットのケースに入れたままにして、使うときに都度取り出しています。
シートバッグ
バイクキャンプならシートバッグ。カブならホムセン箱だろうと相場は決まっているかもしれません。
が、私は持ち運ぶのに疲れました。キャンプギヤが重すぎて肩に紐が刺さる。
運搬が楽なULザックに統一しました。
キャリー・ザ・サン
太陽光で充電できるランタン。エコで軽量なアイテム!ですが、
ぶっちゃけ、充電できてるのかどうなのか分かりにくい!
徒歩キャンプにキャリー・ザ・サンは軽くて便利でしたが、今はレッドレンザーのML4できっちりUSB充電しています。
そのうち、値段もこなれてきたゴールゼロに買い替えるかもしれません。
ジェントスのLEDランタン
キャンプを始めたばかりの頃は、LEDランタンといえばジェントス一択だったような気もします。
私はジェントスの一番小さいサイズを使っていて、気に入ってましたが、ソロキャンプにそこまで強力なLEDランタンは不要。
ML4と強力なブラックダイヤモンドのヘッドライトで十分事足りてます。
炭火焼の火おこし器で炭に火を入れる
炭火焼を始めたばかりの頃はよくわからなかったので、安全面も踏まえてこれを導入。
バイクソロキャンプには大きすぎた!
箱に入れたまま、バイクの荷台で運搬していました。
数年前は小型の火おこし器・火消し壺はなかったように思います。
今は炭に火を入れるときは、焚き火台に炭を直接放り込んでいます。
焚き火の消火にはこれを使っています。
オイルランタン
キャンプの雰囲気を盛り上げるのに欠かせないアイテム、オイルランタンですが、これもロマン枠ということで、少しずつグレードアップしていきました。
最初はロゴスのこれ
次に、テンマクデザイン×カメヤマキャンドルハウス クラシックランタン ミニに挑戦しました。
ランタンの形的に収納がうまく収まらないのと、ガラス製だったり、パラフィンオイルの運用の手間など、
「バイクソロキャンプにランタンは要らないのでは?」
「結局キャンドルでよくね?」
と、ダイソーのアロマキャンドルを複数持ち運んでます。
コーヒーを豆から挽く
私は違いのわかる男ではなかった。
いや、わかったが、そこまでの手間はかけたくなかった。
最初に買ったのはハリオのコーヒーミル。
次にステンレス製のコーヒーミル。
結局、コーヒーはドリップパックで、いろんなメーカーのものを試しています。
2024年キャンプでやめてしまうかもしれないこと・もの
約三年間、いろんなキャンプギヤを試してきましたが、2024年にやめてしまうかもしれないコト・モノを考えてみました。
遠方のキャンプ場にファイヤーディスクを持ち出す
焚き火!ファイヤーディスクこそがキャンプの醍醐味!
だったのですが、とうとうやめてしまうのか!
まぁ、サイズ的にかさばります。
一度、道志みちで荷台に積んだキャンプ道具を落としたことがあり、危うく事故になりそうになったことがありました。
遠出をするときは、焚き火台もコンパクトな方がいいのかもしれません。
コンパクトで軽量な焚き火台のおすすめは、ピコグリル風のものが定番ですが、
私はモンターナの焚き火台が気に入ってます。
こちら、おそらくニンジャなんとかにインスパイヤされた焚き火台だと思います。安いので、アルミメッシュに穴が開いて買い替えたとしてもお財布はあまり痛みません。
コット
やめるかも。
最初はBROOKLYN OUTDOOR COMPANYのコットで寝心地快適だったのですが、かさばるし重かった。しかも指も挟みそうになったり。
今はヘリノックスの一番軽いライトコットを使っています。
ヘリノックスのライトコット、BOCのコットと違ってローコットなので、下に収納はできないですが、寝心地はまあ満足。
しかし、コットの設営が面倒臭いと思ってまして。足をとりつけるのに力をかけるのが辛い。
週末キャンプチャンネルの子は毎回よくやるなぁと思います。
コットの代わりにR値の高いマットにしようかと検討中。
2024年キャンプでやめたこと・やめたものまとめ。これがリアルなバイクソロキャンプ。
約3年間、キャンプにまつわる良さそうと思ったコト・モノは何でも試してきたのですが、色々試してみて思うことは
・キャンプ場ではバタバタして時間が足りなくなる
・大きくて重いものは結局使わない
・車キャン、ファミキャン、ソロキャン、バイクキャン、自転車キャン、徒歩キャンの情報が混在して、結局何が正解なのかわからない
といったところでしょうか。
キャンプを始めた頃は何でもかんでも全部やってたので、設営からご飯を食べるまで、下手すれば4〜5時間はかかってたと思います。あれをやらなくちゃ、これもやらなくちゃ、で、それも楽しかったのですが、毎回のキャンプがヘトヘトでした。
私の場合、キャンプ場・野営地で色々やるよりも、メシをつまみ、景色を眺めながら焚き火でまったりすることが目的なのだとなんとなく悟りました。
また、始めた頃はキャンプをやる事が目的だったのですが、最近はバイクツーリングや観光、登山・ハイキングが目的に変化してきているので、キャンプは目的でなく遠出のための手段になってきているんじゃないかとも思います。
とはいえ、これからもキャンプにまつわる気になることや新しいギヤはどんどん試していきたいです。
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