愛川町八菅橋の河川敷から、八菅神社&八菅山展望台をのんびり目指します。
八菅神社はキャンプ後のプチハイキング風散策にはちょうどいいコースです。
厚木、愛川町の周りには経ヶ岳、高取山、仏果山とハイキングには素晴らしいコースがあるのですが、キャンプの後に登るにしては本格的なハイキングには及び腰になるかもしれません。
ですが、八菅神社&八菅山展望台なら、キャンプ後の腹ごなし程度にはちょうどいいと思います。



キャンプ+ゆるハイキングのすすめ第4弾。行ってみましょう!
(3/26 熊情報を追加しました)
八菅橋の河川敷から八菅神社&八菅山展望台へ向かう地図
今回のルートはこんな感じです。
河川敷から八菅山までは、超スローペースで1時間かからないほど。往復2時間程度で行けます。
キャンプの翌朝。中津川を渡る
お昼を回るぐらいに中津川の八菅橋を渡ります。この日は2月にしては気温も高く、快適でした。
キャンプ場と違って、野営地は翌朝のんびりできるのが魅力の一つだと思います。
愛川町近辺の野営地情報を知りたい場合は?
ちなみに、愛川町近辺の野営地マップは、とくらやさんで配っています。あとはYouTubeの河川敷キャンプウォッチャーさんをチェックですね。
横断歩道を渡り、いこいの森に向かいます。
横断歩道を渡ったところは立派なトイレがあるので、よく利用しています。八菅橋の河川敷にあるトイレはあまり綺麗ではないので、私はあまり使っていません。
愛川町にはトイレが整備されているのでありがたいです。
宮ヶ瀬湖に向かうバイカーやダンプ、トラックなど大型車両の交通量が多いので、横断には気をつける必要があります。
八菅神社へ向かう
八菅神社の看板があります。
緩やかな坂道を登ります。
さらに登ります。
八菅神社の入り口です。祝日には国旗が揚がります。
いこいの森の地図です。全部巡ろうとすると半日以上かかると思います。今回は展望台広場まで向かいます。
八菅神社には無料の駐車場もあります。今回は防犯対策をしっかりした上で、河川敷に道具一式をそのまま置いて行きました。
八菅山の解説です。
修行の山ということで、役行者が日本各地の山に作っています。八つの根っこが出て八管山とのこと。修行僧の溜まり場ですね。
八菅神社をゆるく散策
神社らしい建物を横に登ります。
立派な御神木、ケヤキの木もあります。八菅神社周辺の木々にはそれぞれ丁寧な解説があり、それを読みながら歩くのも楽しみです。
寺社仏閣あるあるですが、八菅神社にも男坂女坂があります。
私は軟弱者なのでいつも女坂派です。
右眼池です。目の病気が治るとされています。左眼池もあります。
キノコのような東屋があります。
八菅にも熊が出るらしいです。2024年7月情報ですが注意です。
ですが、どう対処すればいいのか。熊スプレーを持ち歩くわけにもいかないので、背を向けずにうまく電信柱に登るとかしかなさそうに思います。
(愛川町ホームページ)
最後の階段だけ登ります。
八菅神社の由来。役行者が活躍したようです。
邪馬台国がどこにあるのか?など、日本の古代史を紐解くには、役行者の歴史をもっと探る必要があると個人的に思います。
お参りを軽く済ませます。八菅神社にも護摩行があるそうです。
八菅神社から八菅山展望台へ
八菅神社の左側より、八菅山展望台広場への道があります。
ちなみに修験ハイキングコースは、あまり整備のされていない、まあまあ荒い山道です。
以前登った時、夏場はヒルが出て大変な目にあったので、もし行かれるなら、ヒルがまだ活動的でない冬場がおすすめです。
緩やかな道を歩いて行きます。
猛毒のキノコ、カエンタケが出るそうです。以前、ゴルフ場を抜けたあたりに真っ赤な枝を見かけました。
熊だけでなく猿も出るそうです。奥多摩のように猿は八菅山でまだ見かけたことはないです。

子供達が楽しむアスレチックの横を抜け、トイレの横の緩やかな坂を越えて行くとゆるい坂があります。
やすらぎの広場に到着しました。
梵天塚です。修行の名残。
教城坊塚。修行の名残。雨乞いでしょうか。
しばらく行くと分岐があり、八菅山展望台へ向かいます。
八菅山展望台に到着
坂を登ると八菅山の展望台が見えてきました。
「山の端に彩りこぼし遠花火」
夏には花火が見えるスポットのようです。
俳句があちらこちらにあります。
八管山いこいの森展望台広場に到着しました。
鳶尾山、白山、仏果山など、厚木周辺の山には似たような鉄製の展望台があり、どこも見晴らしがいいです。

いこいの森展望台上からの風景。
いこいの森展望台上からの風景その2。
説明書きは消えていました。
あの鐘を鳴らすのはあなた〜と、熊よけに一発どうぞ。
隣の東屋から展望台を見ます。
本格的なハイキング開始?やすらぎの広場から北へ下る
今回は来た道をそのまま戻るのではなく、やすらぎの広場から北へ下ってみます。
ようやくハイキングらしくなってきました!
緩やかな山道を下って行きます。
さらに緩やかな山道を下って行きます。
途中、アスレチックがあるのですが、さすがに賑やかな場所からは遠いので誰も使ってないだろうと思います。
山道に入ります。冬だからヒルも出ないので安心です。
山道をひたすら下っていきます。
10分ぐらい少しの山道を下りていくと、フェンスから抜けられます。
フェンスを抜けた後は私有地なので、通るルートを誤らないように配慮が必要です。
訪れたのは2月下旬でしたが、もう梅が咲いていました。
途中、熊が出ないかとビビり散らしていましたが、熊!と思ったら地元のおじさんにばったり出くわしました。

山道を抜け八管橋へ戻る
そのまま八管橋方面に下っていきます。迷うことはないと思います。
分岐もあります。
八管橋方面に坂を右に下っていきます。竹林が立派です。
さらに坂を下ります。
中津大橋が見えました。
中津大橋は立体的なうねり具合が見どころです。
勾配は12%で20kmの速度制限があります。
バイクでも走り甲斐がありますが、大型のダンプカーも走っているので、注意は必要です。
愛川町の坂といえば、箕輪耕地の水道坂も景色は最高なのでおすすめです。
火事?「あーキャンパーがやっちまったか」と思いきや、野焼きでした。
消防署の管理の元、やってるみたいなので安心です。
都会から2時間も離れていないところで野焼きが見られるとは。愛川町素晴らしい。
愛川町八菅橋河川敷でキャンプから八菅神社&八菅山展望台へのんびりハイキングまとめ
八菅神社と八菅山展望台は気軽に自然を楽しめる散策コースです。
愛川町の地元の方々によって綺麗に整備されているので、子供から年配者まで安心してハイキングできます。
青梅の赤ぼっこと比べると、ハイキングとしては少々物足りないかもしれませんが。

ですが、本格的なハイキングの準備もなしで気軽に楽しめるので、キャンプ後のアクティビティとしてはちょうどいい感じです。
もし、八菅山展望台では物足りず、本格的なハイキングがしたい場合は、八菅神社からさらに修験ハイキングコースや、まつかげ台団地へ下って行くルートもあるので、そちらもおすすめです。
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