キャンプ道具でよかったもの・微妙だったもの2024です。
特によかったもの、まあまあ、微妙の3カテゴリに分けて紹介しています。
バイク・徒歩キャンプを始めて約3年。ネットやYouTubeの情報を頼りに、物欲の赴くままに買い続けて色々試しているのですが、amazon楽天ヤフーショッピング、メルカリヤフオクなど振り返ってみたら、年間約100アイテム近く購入していました。
文句ナシ!よかったキャンプギア2024
エバニュー(EVERNEW) スプチュラ Sputura EBY726
スプーンとか使い捨ての100均で良くない?最後に燃やしてしまえばいいじゃん〜と思っていた頃が私にもありました。
スプチュラは取り回しのいいスプーンで、本来のスプーンとしてのほか、スープ、カレー、鍋のおたま代わりなど幅広く使えます。
(使っている様子はこちら)
スプチュラの先の角の鋭さと角度、長さが絶妙で、カップの中身をすくい取るところから、鍋を煮込み、白菜をシェラカップに移すような用途にも使えます。
スプーンとスパチュラでスプチュラ。
Spoon + Spatula=Sputula
ダイニチ電子 reiz レイズマルチ除菌シューズドライヤー RZ-01
キャンプギアちゃうやん!ですが、これは画期的!オヤジのスニーカーを嗅いでる主婦のYouTubeを見て購入を決定。
オゾンパワーがすごい。これで、バイクのグローブからヘルメット、スニーカー類まで、匂いが気になるけど、洗うのが大変なものは全部投入。
バイクのグローブは洗ってもすぐ匂いが残るし、なかなか乾かない。洗っても生乾きになってしまい、さらに臭くなる。
洗いにくいものには、何でもマルチ除菌シューズドライヤーreizに全部通しています。
匂い対策のためにバイクのグローブを二重に履くのをやめました。
ファミリーキャンピングのみーこパパThanks。
山麓工房 火消し袋
焚き火の後の灰処理、厄介ですね。灰捨て場がある有料キャンプ場なら問題ないですが、灰捨て場のない野営地でこれは便利。
火消し袋は画期的。
私はこれまでセリアの缶で灰を捨てていたのですが、灰の量が多すぎて溢れてしまったり、徒歩キャンプ後、焚き火の時間が長く消火できず、帰りのバスの時間が来て帰れなくなりそうになったり、と少々困ってました。
(※この火消し袋はすぐ穴があきました。)
灰の持ち帰り方を見直したかったところ、消火できる袋を発見し導入。
帰宅中、外に出して運ぶとまあまあ熱は収まるし、袋なのでかさばらないです。
火消し袋の作りとしては、厚手の焚き火シートを縫い合わせただけのようなものみたいですが、これのおかげでバイク・徒歩キャンプが楽になりました。
尾上製作所(ONOE) ミニかまど MK-125
炭火焼を快適にするために、キャンプを始めてこれまで色々試行錯誤しているのですが、最近はこれに落ち着いてます。
たこ焼きのアルミ網と100均網を使っていた頃は、汚れたら捨てられるし軽くて満足、嗚呼UL極めたり〜
だったのですが、網のサイズがA4ほどあるので、洗うのが面倒。
ソロキャンなので、そこまで広々使わず、焼肉を2枚ぐらい焼くスペースがあればいい。
100均の網に代わるものはないかと、最初は100均のステンレスボウルやアルミのカップなどを試していたのですが、どうもしっくりせず。
この動画を見てミニかまど導入を決めました。
バリを取った後は、100均のおたまを加工して網を重ねました。最初からアルストや固形燃料で使うつもりはなく、炭専用。
焼き網はダイソーの100均網がぴったり収まります。軽くクリップで挟むと固定できます。
Weberのチャコールブリケット3個で、ソロキャンプの炭火焼にはちょうどいい具合です。
ミニかまどのいいところは、ソロキャンプにはちょうどいいサイズ感で、ケトルやシェラカップと同じケースに収納できます。
ミニかまどを袋に入れると、WHATNOT(ワットノット) マルチ収納ケース スパイスボックス MC-01-BKにちょうど収まります。
こちら本来は調味料入れですが、シェラカップ、ケトル、アルミ炊飯鍋、そしてミニかまど。
などなど、丸型クッカー系の道具がまとめて全部入リました。
キャンプ道具で丸型の道具はガチャガチャしてしまいがちですが、ワットノットのケースで、ザックの中身がとっちらからなくなりました。
2年前はワイルドテックのギアケースなんて使っていましたね〜。
ピッツやスプチュラなども全部入ります。
昔はワークマンの帆布ショルダーケースも使っていましたね。
FUTURE FOX イワタニ ジュニアコンパクトバーナー 収納ケース
収納でもう一点。これまた収納が難しいキャンプギア。円筒形のガスボンベなどバーナー系の道具。
こちら、FUTURE FOX イワタニ ジュニアコンパクトバーナー収納ケースは、イワタニのコンパクトバーナーだけでなく、SOTOのバーナーももちろん収納できます。
持ち運びが楽になったのはもちろん、CB缶が2本入るので、1本はガスが余った缶を入れ、もう1本は新品を入れておくと、無駄なくガスを使い切れるような運用ができます。
バーナーパッドや風防、網なんかもまとめて入れられるのもいいです。
作りがしっかりしている分、そこそこ重いので、残念ながら徒歩キャンプには向かないです。
Mogoti st330 レギュレーターストーブ用ノブ ST-330用つまみ
amazonのおすすめで見るたびに「こんなもの必要か?」と思っていましたが、地味に便利。
私の愛用しているSOTO ST-330は、弱火の調節が難しいのですが、このノブで微妙な火力調節がやりやすくなりました。特に、炊飯の弱火には威力を発揮してます。
チタンストーブPOMOLY Ti 薪ストーブ
バイク・徒歩キャンプにとって、軽さは正義!
まあまあ値が張りましたが、思い切ってポモリーにしました。
こちらはamazon限定商品で、購入したのは夏の7月。安いタイミングでゲットできました。
昨シーズン使っていた、マウントスミのアウトドア薪ストーブ マイクロは、サイズ感は気に入っていたのですが、いかんせん重かったです。5.9kg。
サイズ感や質感も気に入ってたんですけどね~。薪ストーブを運搬する時、あ〜どっこいしょだったのですが、それがなくなりました。気軽に持ち運べる。
折りたためるので、ザックにも入ります。
また、このポモリーの薪ストーブ、ミニではなく標準サイズを買ったので、薪を切らなくてよく、適当に薪と文化たきつけを放り込んでおけば、いい感じで薪に火がついて暖がとれます。楽。
こんなことをやらなくてもよくなりました。
チタンの焼き色もいい。
難点は、薪ストーブをテント内に入れた時、鉄製のストーブよりも冷めやすいのでは?と思います。
煙突はわざわざ巻く必要はないと思います。
キャンプのストレスは減らしたほうがいい。
素直にステンレス、またはチタンの組み立て式煙突とクレ556を使ったほうがいいです。
タープバッグ ラウンド M ブラック
キャンプで必ず気になるゴミ箱問題。これまでバイクキャンプに合うゴミ箱・袋を色々試してきました。
以前使ってたものはこちら。
折りたためて頑丈なタープバッグにしました。
ゴミ袋として頑丈なのでまず破れないし、洗ってない鍋や食器類もビニール袋にくるんでまとめて入れられるサイズ感です。
Mサイズは
35L
本体 / φ36.0 × 高さ45.0 (cm)
で大体のものが入ります。
Lサイズはバイクキャンプには少々大きいかと。
また、このタープバッグ、薪入れとしても使えます。道志の森キャンプ場では薪を入れて運べて便利でした。
また、雨キャンプの撤収でも、濡れたキャンプ道具はまとめてこれに放り込みました。
一つあると便利。
まあまあよかったキャンプギア2024
YAJIN CRAFT 物置きマット グランドシート マルチシート 35cm×25cm
お座敷スタイル向けに、以前はインディアンハンガーを改良したりしていたのですが。
わざわざ吊るす必要もないだろう、とやめまして。
結局、「とっ散らし型キャンプスタイル」に戻ったのですが、焚き火道具はうまくまとまらず。
特に野営地の暗い中だと、ランタンで照らすとはいえ、どこに何があるかわからなくなります。
焚き火道具だけをうまくまとめられないか探したところ、YAJIN CRAFTの物置マットがよかった。
こんな感じで、焚き火グローブ、火吹き棒、薪ばさみ、ライターetcを一箇所にまとめられます。
サイズは色々ありますが、ひとまず35cm 25cmで落ち着いています。重量90gで軽いのもいい。
カーボンペグカラッドステークCARAD STAKE
文句なしでとてもよかった!とまではいかないのですが、カーボンペグもよかったです。
これまでは中華チタンペグやユニフレームのジュラペグを使っていました。
タープポールもカーボンで軽量なので、ペグもカーボンにすれば楽軽でしょ、と気楽な気持ちで買ってみたところ、当たり。
ほったらかしキャンプ場のぼっちサイトでは、最後までちゃんと刺さりませんでした。地面を選ぶと思います。
NEMO (ニーモ) タニ オズモ 2P NM-TNOS-2P
とても高かった!のですが、ニーモのULテントを思い切って買ってみました。
これまで使っていたランシャン1をやめました。
ワンポールテントは角度が急で、蚊帳の中に入ると狭く感じてしまいます。
私が閉所恐怖症気味なのと、テントの張り方がまずかったのか、キャンプの翌朝は、顔に蚊帳がまとわりつき、朝露が顔に伝わり冷たくなったこともありました。
ニーモのタニを買う前に、DurstonのX-Mid-2Pも個人輸入して試してみました。
極力持ち歩くモノを増やしたくないので、X-Midは登山のトレッキングポールがそのまま使えてよかったのですが、こちらもワンポールの変形なので、まず自立しないのと、2人用は流石に大きく広がりすぎました。
夜中、テントの中に食欲旺盛なアナグマも入ってきました。
そこで、やっぱ天井を高くするにはポールで組む登山テントだよね、と言うことで、色々物色したのですが、ど定番のモンベルのステラリッジは、広い面を開けられないのでナシ。
ゼインアーツのYAR-2はコスパ的によさそうなので、狙いを定めて買おうと思ったのですが、販売当日、速攻売り切れたのと、YouTubeの評判で、インナーの生地が薄いのと、出入りが大変そうだ、ということでやめました。
ニーモのタニはインナーが吊り下げ式で、フライを四角を金具にはめるだけで組み立てできるので楽。
高かったこともあり、来年もじっくり使ってみようと思います。
DOD スラッシュペグパッカーーン 40 BG1-964-BK
先ほど紹介したワットノットマルチ収納ケースを工具入れにしようと思ったのですが、少々小さすぎまして、バイクキャンプで使えるちょうどいいぐらいのサイズ感の工具入れを探してました。
夏場に買おうとしたら、売り切れ予約待ちになってしまい、秋に買いました。
これに、ペグ類から焚き火・薪ストーブ系道具、ガイロープなど全部放り込んでいます。サイズ40cmがバイクの荷台にちょうど収まってます。
パッカーンと特殊な形のせいか、サイズの割に実は道具があまり入らないので、入れ方を工夫しないとな〜、と考えています。なので、大満足とまではいかず。
TITAN MANIA(チタンマニア) 焼き網 M
炭火で焼肉や焼き鳥をやっていると、炭の火力が弱すぎて肉が焼けない!ってことが結構ありまして。
そんな時、このチタン網を焚き火台に放り込むと一発で豪快に焼けます。
ピザなんかも上にアルミホイルを巻いて焼くといい感じに。ただ、焦げやすいので注意。
タレみたいな液体が穴にこびりつくと掃除が大変なので、まあそこそこといった感じ。チタンで軽いところはGOOD。
微妙だったキャンプギア2024
山仁薬品 調味料専用乾燥剤 カタマラーーン mini 15個入
これはキャンプギアか?と言えないかもしれませんが、調味料入れ用の小型乾燥剤です。
最初、調味料ケースを小型化しようと小瓶に乾燥剤を入れる予定でしたが、乾燥剤に調味料が絡んでしまって、小瓶から調味料が出てこなくなりました。
調味料は、外に持ち運ぶとキャンプ場は湿気が高いので、ダメになってしまいます。
特に、ニンニク系スパイスの入った調味料は固まりますね。ほりにしとか。
調味料は結局無印のこれにしました。
そして、調味料は冷蔵庫で保存。
キャンプの都度、使う分だけを持ち運ぶような運用にしました。
ソト(SOTO)レギュレーターストーブ TriTrail(トライトレイル)・CB TOUGH 125セット ST-350TB
話題のST-350ですが、当初これが登場した時、ついにST-330を買い替える時がやってきたか、と大いに期待していました。
しかし、しばらく使った結果、諦めました。
三本足は安定しない。
また、缶のケースが溶けてしまったので、危険と思い、やめました。大きい鍋を置くな、という話かもしれませんが。
しかし、N-projectのごとく、ST-350TB(TriTrail)専用 チタン 折畳式ゴトク Ver.2が登場したので、これをうまく使えば、安定性もまた改善されるのかもしれません。
やはり、缶とバーナーは分離した方が安全だと思います。まだまだST-330を使い続けます。
BUNDOK(バンドック)キャリー カート Sサイズ BD-334
多摩川に焚き火台とザックを乗せて持ち運んだところ、一日で曲がってしまいました。重量は15kgほどだったのですが。。。
30kgに耐えられませんでした。
多少重くても、車輪が大きくフレームも頑丈なマグナカートが安心。
コールマン(Coleman) ファイヤーディスクマックス
ソロキャンプ、バイクキャンプの用途としては単純にでかすぎました。バイクでは持ち運びが辛い。。。
車や大勢のキャンプならアリだと思います。
盛大にキャンプファイヤーもやっちゃえます。
ソロキャンプのファイヤーディスクはノーマルサイズがちょうどいいかと思います。ミニだと薪をカットするのが大変。
コールマンポップアップテントクイックアップIGシェード+(デザートサンド)
デカトロンのケシュアがお気に入りなので、
夏用にもっと楽なポップアップテントはないか?と目をつけたのがクイックアップIGシェード+。色はデザートサンド。
ケシュアと同じく、ダークルームで暗く、ならない!
全部閉めても暗く覆われませんでした。また、折り畳みが超面倒。ねじりながら折り畳むのですが、まったく慣れません。
公式サイトには「コンパクトに収納でき」とありますが、バイクキャンプでも徒歩キャンプでも大きすぎでした。直径約60cm。
公園でのピクニックなど、日除け用途にはちょうどいいと思います。キャンプには不向き。
テンマクデザイン モノポール インナーテント メッシュ
コールマンのポップアップテントを試していた時期に、有名なテンマクデザインのインナーテントも試しました。
夏場の暑い時のキャンプにいいかな?と思ったのですが、試した場所が悪かったのか、砂埃のあるキャンプ場で使ったら、砂を被ってしまい、シュラフも汚れて散々でした。。。
コットの上に置いて使う方法もあるみたいですが、それもどうかと。
Lixada 風除板 チタン製 風防 超軽量 超薄型0.03mm
はい、軽すぎて風で飛ばされました。何でも軽けりゃいい、ってものでもないみたいです。
風防はやはり定番の100均の折りたたむやつが安定。
快速旅団 ウエストレスト
なんでも軽けりゃいい、ってものではない第二弾。こちらのウエストレスト、アルミの棒をクロスさせて、布に引っ掛けて椅子のように使います。
棒2本だけで支えているので、長時間座ると地面に埋もれてしまいました。
本来の用途通り、少しだけ休みたい時に使うのが良さそうです。
お座敷スタイルキャンプでは、キャプテンスタッグのグラシアフィールド座椅子が落ち着きます。
キャンプ道具でよかったもの2024まとめ。実験キャンパーと名乗ってみて思うこと。
いかがだったでしょうか。2024年も色んなキャンプアイテムを試してみましたが、あらためて振り返ってみると、ちゃんと調べりゃ試さなくても分かるじゃん、みたいなアイテムも多かったように思います。
とはいえ、毎回のキャンプが道具を試すワクワクと、
狙い通りバチっとハマってうれしかったとき
あーダメか〜やっぱそうだよね〜と残念だったとき
こんな使い方もあるのか!と再発見したとき
が楽しい一年だったと思います。
動画をアップしているYouTuberさんやブロガーさん達に感謝するとともに、キャンプギヤ選びの参考にしていただければ幸いです。
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