青梅釜の淵公園で徒歩キャンプをしてから赤ぼっこへハイキング登山しました。赤ぼっこは見晴らしのいい山で、最近は山と渓谷やYAMAPで紹介されたりと、初心者でも気軽に登れるメジャーな山?になりつつあります。
釜の淵公園では多摩川の綺麗な河川風景が楽しめ、赤ぼっこは油断しなければ初心者でも気軽に登れる山だと思います。徒歩キャンプ+ハイキングのススメ第三弾です。
釜の淵公園の駐車場や温泉情報もあります。
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- キャンプにゆるハイキングをプラスする。
- そもそも問題。釜の淵公園で一泊できるのか?
- 釜の淵公園の駐車場は?無料もある
- 釜の淵公園から赤ぼっこの地図マップは?
- 東青梅駅からスーパーマルフジ千ヶ瀬店を目指す
- スーパーマルフジ千ヶ瀬店から釜の淵公園へ
- 釜の淵公園のトイレ
- 騒音問題。野営地で騒がしいグループキャンプを避けるには?
- 最低限の徒歩UL装備で釜の淵公園キャンプ設営完了
- 釜の淵公園の鮎美橋側河川敷の最大?の難点!
- 釜の淵公園で一泊した翌朝。食事をしつつゲストを待つ。
- 登山先輩と合流
- 釜の淵公園から赤ぼっこまでのルート地図
- 釜の淵公園から天祖神社に到着
- 赤ぼっこに到着
- 赤ぼっこの由来は?
- 赤ぼっこを下り天狗岩へ
- 赤ぼっこに登った後はいつもの温泉へ
- 青梅釜の淵公園で徒歩キャンプをしてから赤ぼっこへハイキング登山まとめ
キャンプにゆるハイキングをプラスする。
キャンプ+ゆるハイキング第三弾は、青梅の釜の淵公園から赤ぼっこです。おそらくこれまでにチャレンジした津久井湖城山公園や厚木の鳶尾山よりも一番ハードかもしれません。
そもそも問題。釜の淵公園で一泊できるのか?
ええと、できます。釜の淵公園でキャンプ、というより、釜の淵公園に沿った多摩川の河川敷を野営地として使わせてもらうイメージです。
河川敷なので、愛川町の角田など他の河川敷と同じく、河川敷の使用ルールに則ります。キャンプが禁止や制限されている国営河川公園や地方自治体等が公園等の目的で占用許可を受けている区域を除いた一般の河川敷では、河川の自由使用の原則に基づきキャンプは可能です。 特に届出や許可を受ける必要はありません。
釜の淵公園の河川敷は夏はバーベキューや水遊びで賑わいますが、冬場は寒く、人もまばらです。焚き火にはもってこいだと思います。
実は、私が初めて焚き火をしたのが3年前の釜の淵公園でした。焚き火のやり方もよくわからず、犬の散歩をしている老夫婦に助けてもらいました。釜の淵公園は思い入れがある場所です。3年ぶりの訪問になります。
釜の淵公園の駐車場は?無料もある
釜の淵公園大柳駐車場
釜の淵公園の駐車場は、主に2ヶ所。西と南にあります。一つ目は西側の釜の淵公園大柳駐車場で、柳淵橋を渡ったところにあります。車が50台収容で、利用時間は24時間。
入庫可能時間(08:00~18:00)
出庫可能時間(00:00~24:00)
入庫可能時間[10月から2月]午前8時~午後6時、[3月から9月]午前6時~午後8時
で1時間100円です。バイクも停められます。
釜の淵公園駐車場(無料)
南側の釜の淵公園駐車場は無料で、18台まで停められます。早い者勝ちなので、車の場合、まずは釜の淵公園駐車場を狙い、空いてなければ釜の淵公園大柳駐車場に停めるのが確実だと思います。
釜の淵公園から赤ぼっこの地図マップは?
今回の釜の淵公園徒歩キャンプ+赤ぼっこハイキングの全ルートはこんな感じでした。
東青梅駅をスタートし、途中、スーパーマルフジ千ヶ瀬店で買い出し。その後釜の淵公園でキャンプ、翌朝、天祖神社より赤ぼっこを目指し、帰りはJR宮ノ平より帰宅します。全ルートでまる24時間といったところです。
というわけでスタートです。
東青梅駅からスーパーマルフジ千ヶ瀬店を目指す
夕方、東青梅駅を下車。
食材を調達するスーパーマルフジ千ヶ瀬店へは、青梅駅よりも東青梅駅の方が近く、徒歩で約10分でした。
今回の装備は山と道mini2にUL Pad 15+。
重量は7kg前半といったところです。
徒歩キャンプ+ハイキングで背負える重量は、体感で8kgを超えると辛くなってくるのでは?と思います。今回、釜の淵公園付近には薪を売ってるような店が見当たらなかったので、焚き火用の薪も何本か背負っています。
青梅駅周辺には昭和レトロが根付いています。
東青梅駅を出たら日が暮れそうでした。本当なら日が暮れる前に設営まで持って行きたかったのですが、出発がおしてしまったので、仕方ないです。
月見フォカッチャの誘惑に負け、途中、駅近くのモスバーガーでテイクアウト。
南へ下った後、学校の部活を横目に
階段を下ります。
スーパーマルフジ千ヶ瀬店に到着。
スーパーマルフジ千ヶ瀬店は、奥多摩方面にキャンプをする時の食料調達場所として重宝しています。奥多摩に向かうまでの大きめのスーパーはここと、あともう一つぐらいかと。
氷川キャンプ場や川井キャンプ場に行かれる方にはおすすめです。
マクドナルドもあるので、ツーリング時の一服やキャンプ前の腹ごしらえにもちょうどいいです。席数が少ないのが難点ですが。
ざっくり食料調達完了。
スーパーマルフジ千ヶ瀬店から釜の淵公園へ
スーパーマルフジから釜の淵公園まで歩きます。約20分かかりましたが、道はほぼ平らだったので、さほど苦にはならなかったです。
住宅地を下っていくと、釜の淵公園への入り口、鮎美橋に到着しました。
こんな寒い日にキャンプをする人なんて私だけだろう、と思いきや、数グループいらっしゃいました!
釜の淵公園を抜けて柳淵橋側の河川敷でもキャンプはできます。iPhoneのナイトモードで撮影しているので明るいですが、本当は真っ暗で街灯も全くありません。
目の前には亀の井ホテルがありますが、全く明るくありません。そんな中、2組ほどキャンパーがいらっしゃいました。
当初、私はこちら側でキャンプをするつもりでしたが、あまりにも暗すぎるのと、熊が襲って来たら逃げ場がないだろうと思い、ある程度の人の往来は我慢しようと、だいぶ野営慣れしてきた私もさすがにおじけづいて鮎美橋側に設営しました。
釜の淵公園のトイレ
釜の淵公園の鮎美橋側でテントを設営した理由は、あづまやがあるのと、トイレが近いことが理由でもあります。洋式トイレがいつも綺麗に清掃されているみたいなので、ありがたく安心です。
騒音問題。野営地で騒がしいグループキャンプを避けるには?
釜の淵公園の鮎美橋側で設営をしようとしたところ、騒がしめのグループキャンパーに囲まれていたので、設営場所に少々困りました。
ソロキャンプ経験的に、二人以上のキャンパーがいる場合、声のボリュームや賑やか具合にもよりますが、最低20m、できれば30m離れるとほぼ気にならなくなります。おすすめは、ソロキャンパーの近く。当たり前ですが、一人なので会話がほぼない。
目線が被らないよう設営向きに気を配り、トナラーにならないように10mぐらい離れると、パーソナルスペースも確保できていいんじゃないか?と思います。
最低限の徒歩UL装備で釜の淵公園キャンプ設営完了
場所を決めたら、テントと最低限の道具で設営完了です。
徒歩キャンプには軽量ランタンスタンドが便利でした。
Tokyo Camp × OPTION エアライトテーブル75g
テントも初投入。ニーモのタニ(NEMO (ニーモ) タニ オズモ 2P NM-TNOS-2P)。
・閉所恐怖症気味でワンポールがNG
・2人用ぐらいの広さが快適
・1.24 キログラムで十分軽い
・自立式なので、設営して場所が気に入らなかったら移動もできる
といった感じでGood。徒歩キャンプにはオーバースペックですが、いつか高い山で使いたいと思います。
公園やその辺に転がっている小枝を薪代わりにして、焚き火を楽しみます。
色々試した結果、着火剤は文化たきつけが一番火のつき具合がいいと思います。安いし。
文化たきつけ
東青梅駅近くで買った月見フォカッチャはすでに冷えひえでした。
釜の淵公園の鮎美橋側河川敷の最大?の難点!
釜の淵公園の鮎美橋側河川敷の難点。目の前にマンションがあります!気になる人は気になるかもしれません!
晩飯。まずは焼肉に白ご飯。ミニかまどと100均の網が活躍。
100均の網はクリップで挟むと、ずれなくなるので便利です。
尾上製作所 ミニかまど
釜の淵公園で一泊した翌朝。食事をしつつゲストを待つ。
翌朝。ジョギングをする人で起こされました。ある程度の騒がしさはやむなしです。
ですが、予想していたほど人はいませんでした。
朝はいつものカレーパンにスープで温まります。
この日の最低気温は8度で、まだまだいける感じでした。
コーヒーを飲みながら釣り人を眺めます。
多摩川の水も澄んでいて綺麗です。目の前はマンションですが。
登山先輩と合流
今回の釜の淵公園から赤ぼっこハイキングは、登山先輩と合流して登りました。流石に熊や猪が怖いので、低山とはいえ一人で登山するのは及び腰です。
登山先輩は早朝、青梅駅から釜の淵公園にやってきました(ハイキング現地付近でキャンプしているので、早朝始発電車で移動しなくていいのが「徒歩キャンプ+ハイキング」のメリットだと思います)。
登山先輩にUL装備を披露した後、サクッと撤収し、赤ぼっこへ向かいます。
登山先輩は雪山を得意とする100名山登頂を目指している方なので、私は全く及びません。トレーニングとして、たまに私の低山登山に付き合ってもらっています。
釜の淵公園の旧宮崎家住宅の横を通り過ぎます。
紅葉が綺麗です。
釜の淵公園から赤ぼっこまでのルート地図
地図はこんな感じです。
釜の淵公園を南に抜けた後、45号線吉野街道に出、右折。秋川街道より天祖神社を目指します。徒歩約10〜15分といったところで、迷うことはないかと思います。
途中、藍染工房がありました。
釜の淵公園から天祖神社に到着
天祖神社の階段はまあまあ急でした。
身延山の階段に比べれば全然余裕です。
天祖神社のこの日は七五三でした。
赤ぼっこのハイキングコースは天祖神社の右側からです。ハイキングルートになります。
クマ出没注意の看板があります。奥多摩の熊情報を見ていると、赤ぼっこ付近の山にもちらほら熊出没情報があるので、気は抜けないです。
緩やかな坂道を登りながら旧二ツ塚峠を目指します。
左手には墓地?も見えます。
しばらく歩くと道に抜け、その後再び山道を登ります。
アップダウンを繰り返し
二ツ塚峠に到着しました。特に何もありませんでした。
道中、看板が多数色々ありますが、天祖神社から赤ぼっこへ向かうルートの場合、逆に迷いやすいのでは?と思いました。ストレートに「赤ぼっこ」と書いておいてほしかったです。
赤ぼっこと書かれた標識があったのは、ほぼゴール間近でした。
ここまでで2時間弱ほどのらりくらり歩いています。
赤ぼっこに到着
赤ぼっこに到着しました。
今日はあいにくの曇り空で、晴れていればパノラマが見れていたと思います。
小雨も降ってきました。
赤ぼっこの由来は?
赤ぼっこの由来は、関東大震災で赤土が露出したためとのこと。
歴史がありますね。
眺望。あいにくの天気で、赤ぼっこからは何も見えません!
昼飯はマルフジの惣菜パンとマルタイラーメン。
赤ぼっこを下り天狗岩へ
眺望の見えない赤ぼっこで軽く昼食を済ませた後は、下っていきます。
途中に天狗岩があるので天狗岩を目指します。
本線の登山道から横にそれて登るようなイメージです。アップダウンがあります。
天狗岩に到着。
本当ならば眺望が開けているはずが曇って何も見えず。
天狗岩の後は要害山。
特に何もありません。小さな看板が出迎えてくれました。
何もありません。急勾配を下っていきます。
和田橋・梅の公園に向かわず、ひたすら山道を下ります。
民家が見え始めました。
吉野街道まで出ました。
途中の多摩川と一部の紅葉が綺麗でした。
曹洞宗明白院だそうです。
城から移築した門が有名とのこと。
宮ノ平駅に到着でゴール。お疲れ様でした。
赤ぼっこに登った後はいつもの温泉へ
釜の淵公園でキャンプ一泊して赤ぼっこに登ったあとは温泉へ。キャンプと登山の疲れを癒します。
河辺温泉 梅の湯です。河辺温泉 梅の湯は、河辺駅から歩いてすぐのところにあるので、御嶽山や奥多摩登山の後はいつも立ち寄っています。屋外のサウナととのいスペースが充実しているのと、寝湯が気に入っています。
ハイキング・登山帰りに優しく、荷物置き場もあるので安心です。料理も美味しい。赤ぼっこに登った後の温泉なら、河辺温泉 梅の湯が一番近いかもしれません。
青梅釜の淵公園で徒歩キャンプをしてから赤ぼっこへハイキング登山まとめ
青梅釜の淵公園で徒歩キャンプをしてから赤ぼっこへハイキング登山、いかがだったでしょうか?
釜の淵公園でキャンプ泊をした後、赤ぼっこハイキング登山は、私にとっては、腹ごなしの軽い運動というより、まあまあ本格的な登山でした。
徒歩キャンプをしてからの登山は、滞在時間も長く満足感がありました。釜の淵公園の紅葉と綺麗な多摩川、適度に登りがいのある赤ぼっこ登山、と、徒歩キャンプなら2つも楽しめてお得です!
今回、釜の淵公園から赤ぼっこハイキングが計画通りうまくいったので、暖かい季節になれば、釜の淵公園をベースキャンプにして、奥多摩方面をもっと楽しんでいこうと思います。
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