愛川町角田にある河川敷でキャンプをした翌日は、厚木市の鳶尾山でゆるいハイキングはいかがでしょうか。
奥多摩や丹沢、山梨の山を攻めているような登山家・ハイカーからすれば弱いかもしれませんが、私にとっては、前回の城山よりハードな登山でした。
無料キャンパーに優しい愛川町の魅力
愛川町は、田代運動公園を始めとして、無料で楽しめるキャンプ場が豊富にあります。
愛川橋、馬渡橋など綺麗な河川のあるキャンプ地から、大人数で楽しめる田代運動公園や八管下河川敷、某野営協会(私は幽霊会員)の活動の中心地?、角田大橋河川敷など、無料にもかかわらず種類も豊富です。
無料で楽しめる分、ごみや焚き火の処理や騒音など、マナーには注意して利用したいと思います。
ちなみに角田は「すみだ」と呼びます。
私は最近まで「かくだ」と呼んでいました。
愛川町の魅力は自然に恵まれていることで、相模原や厚木から愛川町に入った後、都会から急に風景が一変して「田舎」に切り替わります。
田舎出身の私にとってノスタルジーに浸れるところが素敵な所だと思います。
愛川町角田でキャンプを楽しむ
愛川町角田にある河川敷で野営しています。この日は夕日の綺麗な快晴でした。
今年の夏はタープ泊にチャレンジしてみたくなり、テンマクデザインのモノポールインナーテントを初設営してみました。
いつものキャンプ道具に、最近一軍入りしたエバニューのチタンクッカー。
愛川町にある大きめのスーパーで買った鯛の刺身が最高でした。
おそらく最小サイズの炭火焼き。100均のパウンドケーキ型アルミに火をつけたブリケットを一個、その上に丸型の五徳を載せれば、BBQも楽しめます。
焚き火もそこそこ楽しみます。とくらやさんでもらえる端材詰め放題でも十分満足気味です。
モンスーンは今回が今年初デビュー。
この日の夜は最低気温が15度で、寒さと朝日で目が覚めてしまいました。
睡眠時間が3時間程度で完全寝不足。
タープ泊は熱帯夜になってから挑戦してみようと思います。
私はキャンプの朝食はパンとコーヒーで軽く済ませる派です。撤収の事を考えると、朝から焚き火はちょっとしんどい。
厚木にある玉子サンド研究所もたまに行きます。建物全体が黄色なので場所はすぐわかります。
IMCOのウェットティッシュケース。
生活感が薄れる、地味に気に入っているアイテムです。
愛川町角田河川敷キャンプ地から鳶尾山ハイキングコース入口までの道のり
と、ここまで愛川町角田にある河川敷でキャンプを楽しんだ後は、鳶尾山(とびおさん)へゆるいハイキングに向かいます。
鳶尾山ハイキングコースの入り口は、愛川町中津川から反対側の山を越えた天覧台公園にあります。
住宅地を上り切った所に鳶尾山ハイキングコース入り口があります。
反対側の天覧台公園には綺麗なハイキングコース案内板もあります。
鳶尾山ハイキングコース案内板。天覧台公園からまつかげ台までざっくり1〜2時間程度のコースです。
いきなり階段から始まります。
鳥居を抜けた後は
本格的な山道が始まります。坂道からスタートです。
6月中旬は緑も濃いです。
途中、案内版が至る所にあるので、道に迷うことはないかと思います。
アップダウンを繰り返し、天覧台公園から30分程度歩いた後、鳥居が見えます。
金毘羅大権現入り口。神社の周りを一周できるようになっています。春には桜が満開のようです。
金毘羅大権現も綺麗に整備されています。
金毘羅大権現の裏側にある道を5分程度下った後、鳶尾山観光展望台に到着します。
鳶尾山観光展望台を下から眺めた様子。螺旋具合がいい感じです。
この日はあいにく曇り空ですが、厚木市街から湘南、横浜、東京都心と全体が見渡せるようになっています。晴れていると眺望は最高だと思います。
鳶尾山観光展望台から東京都心方面。愛川町の田園風景が広がっています。
鳶尾山観光展望台を後に、再び30分程度歩きます。
途中、カーブしている道や本格的な登山道もあり、慎重に歩く必要があると思います。
山火事にも注意とのこと。看板がいくつもあるので迷うことはないでしょう。
鳶尾山は比較的都会にある山なので、猪や熊が出るようなことはまずないと思いますが、もし出たら、目を逸らさずにゆっくり下がリます。
とよく言われていますが、実際、過去に猪に遭遇した時は爆速ダッシュで逃げ去りました。
猪の届かない高い所に避難するのが、突進してくる猪をうまくかわす方法では?と個人的には思っています。
しばらく歩いて「もうええわ」と思うぐらいの疲労度合いになったぐらいの時、鳶尾山山頂に到着しました。
鳶尾山山頂にある歌碑です。内容はよくわかりません。
鳶尾山山頂は、少々平らな場所で、ベンチがいくつもあります。
これが有名な一等三角点だそうです。
鳶尾山の一等三角点は古くからあるみたいです。
鳶尾山山頂に到着した後は、残りのパンで軽くランチを済ませました。
今回の鳶尾山ハイキングで試してみたかった、音追いピストルとカネキャップ。
Youtubeで熊対策の動画を見ていると、どうやら熊は爆竹などの音に反応があるようで、試し撃ちをしてみました。
予想していたよりも結構大きい音がするので、カネキャップはオモチャとはいえど、熊に対して人がいることを知らせるのに効果はあるかもしれません。
しかし、山道で熊にばったり遭遇してしまったら、疲労困憊で山道を歩く中、まず逃げ道はないだろうし、熊スプレーとナイフでやるしかねぇ、と鳶尾山をハイキングして思いました。
しばらく鳶尾山山頂の雰囲気を楽しんだら下山します。どこから降りればいいのか迷うかもしれませんが、ゴールのまつかげ台へ行くには、歌碑のある裏から下って行きます。
途中、桜の名所看板があります。春にまた訪れたいです。
20分程度山道を下っていくと、やなみ峠に到着しました。山道はここまでです。
やなみ峠を東に行くと八管神社方面、西に行くと、ゴールのまつかげ台です。
愛川町・角田でキャンプから鳶尾山登山をやってみてまとめ
いかがだったでしょうか。鳶尾山は前回の城山よりも少々ハードな登山でした。
しかし、キャンプ後のハイキングもなかなか楽しかったです。
愛川町角田の河川敷キャンプ地近くには気軽に楽しめるハイキングコースがあるので、キャンプした後、すんなり家に帰るのもなんかもったいない時は、ゆるいハイキングもおすすめです。
ゆるいとはいえ、当然山道を歩くので、それなりの歩きやすい靴や虫刺され、日除け対策など最低限の準備はしたほうがいいと思います。
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